副業が増えたからこそちゃんと申告!
いよいよ今年も確定申告の季節がやってきた。
最近は、このコロナの感染拡大や働き方改革などの影響で、どこの業界でも副業が当たり前になってきている。
そうなると複数の事業者から報酬が支払われるわけで、副業をしている方はたとえ会社員でも必ず確定申告をしなければならない。
しかし急激に増加したWワークの影響で、どこまでちゃんと申告が行われるのか甚だ疑問だ。
とにかくわからなければ税務署に相談しよう!
そして私もフリーになってからは、毎年2月中ばには確定申告を終えて即日納税を済ませている。
この季節になると恒例の行事だ。
以前はごった返す税務署に出向いて申告を行っていたが、最近はe-Taxや会計ソフトの発達のおかげで、税務署に行くことはなくなった。
私が使っている会計ソフトは『会計freee』というやつだが、実に使い勝手がいい!
月次で売り上げや経費関連の入力は済ませているので、確定申告5つのステップを踏むだけで完了してしまう。
ものの1時間もかからずに申告書の作成が終わるから楽だ。
今はふるさと納税をやっている人も多いだろうから、ふるさと納税専用の控除欄まで設けてある。
あと私も記入したが、コロナ禍で共助のための寄付も今年はそうとう増えていると思う。
そういうトレンドに合わせたUI/UXになっているので、必要なところを埋めさえすれば申告書は自動で出来上がるのだ。
これが私の確定申告書である。
これを私は郵送しているが、本当であればe-Taxを使って電子申告を行いたいのだ。
しかし電子申告はMacとの相性が悪く、一度試したが断念したという経緯がある。
もう改善されているのかもしれないが、まあ郵送でもいいかと思って郵送にしていたが、昨年から青色申告にしたことで、自動的に55万円の控除が受けられる。
これはありがたい!
さらに!
電子申告するとなんと追加で10万円の控除が受けられることもわかった。
なので来年は絶対に電子申告にすると決めた!
そしてこちらは国税を納めるための専用のサイトだ。
支払いはクレジットだけだが、税金を納めてクレジットカードにポイントがつくのでポイ活されている方なら嬉しいのでは?
毎年、無事に確定申告を終え、納税を済ませると不思議と気持ちがスッキリする。
納税は国民の義務だからな。
払える税金があるということは、自分もまだ社会に貢献しているんだと思える。
おかげで収入は一昨年より多かったにもかかわらず、納税額は6万円ほど少なくなった。
青色申請をするためには、事前に青色申告事業者として税務署に登録する必要があるから、最近個人事業主になられた方は、早めにこの青色申告事業者として登録しておくことをおすすめする。
この季節に思い出す青春の思い出
新年が明けると確定申告を思い出すというのでは、あまりにも情緒がなさすぎる。
これから季節は春に変わり日本は一番美しい季節となるのだ。
桜が咲き始め、春の訪れを日本中が心待ちにする季節である。
そこに一円でも納税額を安くしようと、血なまこで頑張っている姿などとても似合わない。
いくつか桜の季節の思い出があるが、今でも私が不思議に思っている思い出がある。
ずいぶん昔の話だ。
私が京都の大学時代にアルバイトをしていた喫茶店でのできごと。
私は岩倉三宅町というところにアパートを借りていて、学校に通いながら近くの喫茶店でアルバイトをしていた。
その喫茶店は、オーナーの女性の自宅の1階を改装しておしゃれな店舗にしてあった。
オーナーは40代くらいだっただろうか。
年齢不詳の美しい人だった。
喫茶店はお昼だけで、夜はオーナーがカウンターに立ってバーをやっていた。
私は大学生だったので夜のお店には行ったことはないが、オーナーママがスリットのはいった妖艶なドレスに着替えたところを、一度だけ見たことがある。
鼻血は出なかったがズボンが膨らんだ。
それからしばらくして、ちょうど今の季節と同じでこれから日本が春を迎えるという時期に、私は大学を卒業して東京に行くことを決めていた。
東京で就職しようと思っていたのだが、結果的にはまた京都に戻って就職することになったのだ。
一旦東京に出ると決めたということを、オーナーママに話す日がきた。
ママもなんとなくわかっていただろうと思う。
まあただアルバイトが一人減るだけのことだ。
どうってことはない。
そして私はママにそう告げたのだ。
するとママはジッと私を見ながら、何も言わずに手で顔を支え少し首を傾げている。
その無言で居心地の悪い雰囲気に、もう立って帰ろうかと思ってひょいと顔を上げママを見ると・・・
なんとママは涙を流して泣いていた。
口元には少し笑みがあった。
流れる涙を拭こうともせずに、ママは静かに私にこう言った。
『お別れなのね』
お別れって・・・
ただのバイトと店主の関係だ。
そんなバイトがやめるたびに『お別れなのね』なんてムードを作られても、こっちが困るというものだ。
ただ・・・
私はドキドキした。
夕暮れに電気もつけずに薄暗い店内に二人だけ。
憂いをおびたママはさらに美しかった。
これはもしかすると、ママがシャツのボタンをひとつづつ外し始めたり、まとめた髪をバサリとおろして首を左右にふったりするのではないだろうか!
そんなシーンは映画でたくさん見たぞ!!
しかし私の妄想は見事に外れ、ママは立ち上がってパチリとお店のライトをスイッチをつけた。
そして日割りのバイト代を封筒に入れて私に渡してくれた。
ママは『今までありがとう』と言いながら、なんともうひとつの封筒も用意していた。
ママは、『これは餞別よ』と言いながら私の手にその封筒を握らせた。
お店を出てから確認したら、なんと10万円もはいっていて驚いた。
ママはなぜあのときに涙を流したのだろう。
そしてなぜただのアルバイトに10万円もの大金をくれたのだろう。
今となってはもう聞くすべもなくなった。
そしてその翌日、私は新幹線に乗り東京へと向かった。
私の席は2人がけの席で通路側だった。
すでに窓側の席には女性客が座っていてスラリと伸びた足を組んでいる。
妙齢の女性だ。
あの喫茶店のママと同じくらいだろうか・・・
その女性は白のスーツが似合う、いかにも仕事ができますというオーラだった。
するとその女性は私の顔を見るなり何か話しかけてきた。
まあ隣同士だからとは思ったが、これがけっこうしつこかった。
どこへ行くのか、何をするのかなどなど、お前は刑事か!!と思いつつ、大学を卒業して東京の友達の家にしばらく居候して仕事を探そうと思っていることや、九州の田舎者で東京へははじめて行くことなどを話したように思う。
するとその女性が急に名刺を差し出した。
そこには化粧品会社の会社名が書いてあり、なんとその女性の肩書には社長と書いてある。
そして、その女社長は名刺を渡しながら私にこう言った。
『私のオフィスに来なさい。私が雇ってあげるから・・・』
と。
なんで新幹線で隣り合っただけで、会社で雇ってくれるんだ!?
よく死んだばあちゃんが『東京は人さらいがおるけん恐ろしか〜』と言っていたが、もしかしてこれがその人さらいの手口なのか!!
しかしこんなに美しい女性の人さらいというのがいるのだろうか?
しかもその華奢な体つきで、ガタイのいい私をどうやってさらって行くんだろう。
とにかく昨日といい今日といい、よくわからないことばかりが起きる。
とりあえず美しい年上の女には気をつけようと思った春だった。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
ペコリーのさん、こんにちは。
岩倉三宅町!久しぶりの地名に反応してしまいました。
姉がアパートに住んでいて、私はよく叡電を八幡前駅で降りて行ってました。
昭和50年代ですが。
家は上桂にあったので、嵐電を使って大学に通っていましたが、叡電か嵐電かでお会いしたかもしれないですね。
それにしてもモテモテじゃないですか!
ところで、日本では昭和32年4月1日以前に生まれた人は、4月1日からコロナワクチン接種の資格があるんですね。
ワクチン打ちに日本行こうかな、なんて考えています。
こちらではワクチン接種の予約をしたのに、先週の5日間だけで4500人がすっぽかした、とニュースになっていました。元々ワクチンの数よりも10%多くの予約を受け付けていたので、ワクチンは無駄にならなかったそうですが、日本ではあり得ないことですよね。
レストランもカフェもテイクアウトのみなので、本当に日本がうらやましいです。
ちゃり子さん
コメントありがとうございます!
まさに50年代ならどこかですれ違ってますね!
八幡前駅の三宅食堂というお店でもアルバイトしていましたよ。
モテたんですかね〜。
だったらもっとグイグイ来てほしかったです(笑)
日本でワクチンを??
私は昭和32年1月生まれなのでギリギリダメなんです・・・
日本も大変ですがアメリカよりも安全かもですね。
大丈夫です。
2022年4月1日までに65歳になる人が接種対象です。
3月にはコロナワクチン接種のお知らせが届きますよ^^
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html
すみません。
日本の友人から聞いた情報でしたが、友人が時期を間違っていたのでしょう。
よく読んでみると、フェイクニュースでした。
ぺこりーのさんより、私の方がよく知ってるはずがありませんでした。
お騒がせしました^^;
ちゃり子さん
そういうことでしたか!
まあ待ってればいつかワクチンも打てるでしょう。
後からできるワクチンの方が、なんとなく良さそうだし(^_^;)
[…] カチョ・カバロ絶品!! […]