この世は奇跡でできている
どこかで戦争が起こるたびに日本人はこう思う。
平和な日本に生まれたことが既に奇跡だなと。
テレビに映し出される激しい爆撃や真実と嘘が入り乱れたニュースの数々。
自分達が住んでいる町ののどかさとの対比が現実離れしすぎていて、なかなか素直に受け止められない。
平和であることが奇跡だなんてどういう世界なんだ。
最近の調査では、日本の小学生がなりたい職業は野球選手でも医者でもなくて会社員だそうだ。
小学生の夢はほぼ全員が叶う。
全員の夢が叶うって・・・
それもまた奇跡のような話じゃないか。
そして日本は世界一の長寿国。
普通に生きていればかなりの高確率で長生きできることになっている。
そんな人生を幸せな人生だと思える人になれさえすれば、もうあなたの人生は幸福に満ちた人生になることが保障されたようなものだ。
私もいつの間にか65歳という年齢になった。
栄養不良で生まれた男の子は両親に育てられることもなく65年も生きた。
日本人の2人に1人はがんになり男性の場合4人に1人はがんで死ぬ時代に。
なのに私はがんにもならず大した病気もせず、この歳まで生きてこれたのだ。
最愛の嫁は還暦を経験することなく死んでしまったというのに。
神様は嫁に奇跡は与えなかった。
長生きした老人ってみんな奇跡の人なんだ。
奇跡の連続で年老いてきたのだ。
そして今も奇跡のような生き方をしている。
到底暮らせないだろうと思える少ない年金で立派に生活をしているのだから。
老後貧乏だとか老後破綻だとか記事の閲覧数を上げるためだけに書かれる脅し文句。
最近は老後貧乏をコンテンツにしたユーチューバーまで現れたと記事に書かれてあった。
俺?
奇跡のおかげで長生きしている老人たち。
今度はその長生きをコンテンツにして金を稼ぐという、ただでさえ奇跡的に長生きした老人による奇跡のクロスカウンター!
いつまで続くのかこの奇跡の連鎖は。
もうほどほどでいいっすよ・・・
もう私たちはいいから。
ウクライナに奇跡を起こしてくれないだろうか。
沈黙を続ける神様たち。
戦争で多くの若い命が失われることは人間の所業の中で最も愚かしいことだと思う。
プーチンという一人の男がウクライナだけでなくロシアの人々まで殺戮している。
なぜこの男のために幸せに暮らす権利を奪われなければならないのか。
遠く日本にいてつくづく思う。
普通に暮らせることがいかに幸せなことかと。
そしてただ一人の男の暴挙をコントロールできない世界に心底落胆する。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はベーコンエッグ定食。
野菜たっぷりネギたっぷりのお味噌汁。
明太子最高!
奇跡の朝食。
ランチはスーパーで見つけたトマトポタージュスープというのを使ってガスパチョ風素麺。
夏になると2〜3回は作る料理だ。
リコピンも取れるし体にもいい!
お昼に素麺を食べたかと思えば夜はなんとお鍋!
きっと寒かったり暑かったりでそういう季節なんだろう。
まあ辛い鍋は夏でも食べたくなるけどね。
今日は辛い鶏団子鍋。
この2〜3日は東京も雨続きでなんだか肌寒い。
辛い鍋がうまいわ!
よく親ガチャの話が出てくるが親もそうだけど、生まれる国だって国ガチャだ。
生まれた時から内紛が続いている国で生まれた子供たち。
平和だった国に生まれたのに隣国に侵略されたり・・・
運命なのか神様の気まぐれなのか、人の一生って自力の努力で解決できることなんて実はとても少ないのではないだろうか。
呑気にこんなブログを書いていられることが奇跡のようだ。
※昨日もコメントありがとうございます!
びっくりエピソードでしたww
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!