スポーツの異常な減量
モンスターと言われるボクサー井上尚弥。
これほど強いボクサーを見たことがないというくらいに強い!
最強と言っていい。
そして芸術的と言ってもいいほど彼の試合は美しい。
その井上尚弥の防衛戦が11月1日、日本時間の10:30からラスベガスで行われた。
日本でも頻繁にニュースで放送されているので、ご存知の方も多いだろう。
しかし、アメリカでのオッズが1.08倍というのは笑える。
もはや賭けてもしょうがない賭け率だ。
勝っても配当など期待できない。
結果は7回KOで予想通り井上尚弥の勝利だった。
まだ試合の様子は見てないが、結果だけはいろんなニュースで流れていた。
しかし、久しぶりに見た井上尚弥の体には違和感を覚えた。
もう何度も彼の試合は見てきたし、井上尚弥以外のボクサーの試合も見ているのに、この違和感はなだろう?
元々井上尚弥はライトフライ級という階級からスタートし、現在はバンタム級という4階級上の階級の世界最強のチャンピオンだ。
だから減量は以前よりも楽になったはずだが、それでもあの体脂肪率を要求するスポーツとはいったい何だろう?
ライトフライ級の頃は身長165cmの井上は、体重60Kgを48.97kgまで落とさなければならなかった。
ハードな練習をこなしながら11kg以上体重を落とす。
2〜3日絶食は当たり前。
常に脱水症状との戦いだそうだ。
『スポーツ=健康』とイメージされる方も多いと思うが、間違えると死に至る減量ではないか?
まったく健康的なイメージがない。
10%前後の体脂肪率は人間の限界らしく、そこまで体重を落とさないと失格となるスポーツが、果たして健康的なスポーツと言えるのか、たいへん疑問に思えてきた。
私はボクシングやキックボクシング、K1など格闘技と呼ばれるものは大好きだが、どうも減量に苦しむファイターたちを見るのは苦手だ。
体重差による不公平をなくすための階級制度だろうが、リング上の戦いよりも減量の戦いに勝利した者が勝つスポーツにも思えてくる。
食べずに運動をするということを、スポーツ界の誰が推奨するんだろうか。
相撲界の異常な増量
一方で相撲界も異常と言わざるおえない。
あんなにまんまるい体にならないと強くなれないスポーツなのである。
フォアグラのように栄養をとりそして寝る。
それを繰り返して風船のような体になる力士たちを、誰が見ても健康的とは思わないだろう。
相撲もまたボクシングと同じで、土俵の上の戦いよりも増量の戦いに成功した者が強くなるのだ。
しかも相撲の場合はボクシングと同じで、決められたスペースの中でぶつかり合う肉弾戦である。
それなのに階級はない。
これは不公平ではないのか?
相撲の場合は体重よりも技の競技だからと言う人もいるだろう。
たしかに小兵と言われる力士が、ひとまわりも大きな力士を負かす取組を何度か見たことはあるが、それでも勝率で言うとやはり体重に比例する。
現に小柄な横綱など過去にいただろうか?
重量級の力士になると体重は200kg近い!
その二人が土俵でぶつかり合うのだから、当然怪我もするだろう。
あんなに太ってしまったら血圧とか中性脂肪とか尿酸値とか、絶対に高いに決まっている。
きっと薬を飲みながら相撲をとってる力士も多いのではないか?
なんか不健康だ。
ちなみに私がボクサーになったら、今の体重だとライトヘビー級という階級になる。
井上尚弥よりも圧倒的に上の階級だ。
ということは断然私の方が体重では有利となる。
もしかしたらあいつに勝てるかな?
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
日本に一時帰国した時、若い女性の細さに驚きます。
十分スリムなのに痩せなきゃと思ってる人がいるのはテレビの影響かな?
アメリカではCM等でぽっちゃり体型のモデルさんを日常的に目にします。
それで安心しちゃってさらに大きくなる人が多そうです。笑
娘さんに手作りのお料理!ぺこりーのさん、「おかん」されてますね。^^
BBQグリルで薫製もできるんですか?それかスモーカーもお持ちですか?
Kayさん
コメントありがとうございます!
日本人の女性って細いんですかね?
アメリカに限らず、外国人の方はぽっちゃり体型の方が多い気はしますが。
うちの近所で会う外人さんも、ほぼぽっちゃり!
映画を見てても、パンにバターをたっぷり染み込ませて焼いて、さらにチーズを挟んで食べてるシーンなど見てると、そりゃ太るよなと思います。
BBQグリルは蓋がついてるのでスモークできますね。
ただ煙が凄すぎて、ご近所さんにちょっと迷惑でした。