友人の年金額
これはなかなか貴重な資料だ。
離婚して実際に年金分割の手続きをした方しかこんな通知書を見ることはまずないだろう。
私の友人の53歳の女性だが、今年4月に離婚が決定していろんな手続きがすべて終わったのが最近らしい。
その中にはもちろん年金分割の手続きも含まれている。
そしてたまたまその友人の年金分割の通知書を拝見する機会があったので、厚かましく見せてもらった。
なるほど〜!
これは勉強になる。
そう思った私は友人にお願いして、本人の同意のもとブログで公開させてもらうことになった。
こんなプライベートな書類を大丈夫か?と思われるだろうが、これから離婚される方に少しでもお役に立てればと友人は言ってくれた。
寛大な友人だ。
年金分割という言葉はみなさんご存知だろうと思う。
では具体的な中身はどういう制度かというと、夫婦が離婚する際にご主人がかけてきた厚生年金の1/2を上限に奥様が受け取ることが可能な制度である。
1/2を上限とあるがこれがなかなか揉めるらしい。
それはそうだろう。
離婚する際にはご主人も自分の老後のことを真っ先に考える。
自分の年金がすでに他人になりつつある奥様に半分も持っていかれるのだ。
ここはご主人はなんとしてでも年金分割の割合を有利にしたいところであろう。
夫婦の最後のせめぎ合いだ。
実に生々しくそして見苦しい・・・
ところで離婚した友人のご主人はというと、なんと1/2の分割に合意されている。
それは離婚条件など記載した公正証書にもちゃんと明記されているそうだ。
ご主人偉いな〜!
一度一緒に酒でも飲んで話をしてみたいところである。
ただしいくら割合のことで夫婦が揉めたとしても、実際には1/2で決着するのがほとんどらしい。
それは年金分割の割合を仮に裁判所で争ったとしても、裁判所はほぼ例外なく1/2にしてしまうそうなのだ。
だから調停段階でも調停委員から分割割合は1/2にするように強く勧められるらしい。
ここでも世の中は奥様の味方だ。
そしてこれが友人が見せてくれた年金分割の通知書。
赤いラインの金額に注目してもらいたい。
これで見ると『年金分割を行わない場合』は65歳から受け取れる年金額は512,043円。
それに対して『1/2で年金分割をした場合』は988,137円となっている。
その差実に476,094円!
おおよそ2倍になるということか〜!
月額ではおよそ40,000円の差だからこれは大きい。
この通知書だけでは、離婚した友人の年金加入期間や所得などまったくわからないので、一概に年金額が多いか少ないかは不明である。
ただし、離婚にあたって年金分割をするかしないかでは、奥様にとってこれだけ大きな差になることがこの通知書だけでも理解できる。
友人は現在53歳だからこれからも年金をかけ続けるだろう。
だから65歳で実際に支給される年金額は、確実にこの額より増えるということだ。
このブログを読んでいただいている方で、これから離婚を考えている方はぜひ年金分割について検討していただきたい。
結婚していた期間にもよるが、年金はその期間の共通の財産でもある。
あなたには年金の半分をもらう権利があるということだけでも知っておく必要があると思う。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はイワシ明太定食。
きゅうりの塩昆布和え、わかめの味噌汁。
イワシ明太はおかず度が高い。
サイズも朝食に最適だ。
ランチは半チャーハン定食。
醤油ラーメンに冷凍の肉焼き飯でおうち中華。
休肝日の昨日は吉野家からデリバリー。
昨日は仕事が忙しくてスーパーに買い物にも行けなかった。
すき家には鰻と牛丼があいがけになったうな牛があるが、吉野家にはないので鰻丼と牛皿を注文して自作うな牛を作ってみた。
最高か!!
今日は、離婚による年金分割の話をしたが、あらためて自分の結婚生活を振り返ってみると、私たちにも何度となく離婚の危機があった。
しかし私たちを引き離したのは離婚ではなく嫁の死だった。
あれからすでに5年・・・
ずっと一人というのも寂しいから誰か新しいパートナーでも見つけたら?と友人からも言われる。
もちろんそういう気がないわけではない。
意外にあちこち無駄に元気だし・・・
今の私にしてみれば独身女性であればどなたでもウェルカムだ。
もちろん女性の方がじじいが好物という方か、あるいは介護が三度の飯より大好きという方に限られるが・・・(≧∇≦)
やっぱいないか。。。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!