ブルガダ症候群
歳を取ると朝生きて目が覚めるのも当たり前ではなくなってくる。
睡眠中に突然死する男性は女性の10倍にも上るそうだ。
特に心臓に疾患がある人とや睡眠時無呼吸症候群の人などは要注意らしい。
生活習慣病のイオンモールのような私だから、もちろん睡眠時無呼吸症候群でも診察を受けいて、一晩中呼吸を測定する機器をつけて検査をしたこともある。
しかし重度とまではいかないということで、治療までは行わなかった。
血圧も高脂血症も尿酸値もどれもこれも中途半端に高い。
それに睡眠時無呼吸症候群も中途半端に加わった。
だから寝るのもなかなか勇気がいるのだ。
朝、無事に目が覚めるのか・・・
睡眠中の突然死をブルガダ症候群と呼ぶらしい。
病名にしてはどこかのブランドの名前のようでカッコいいが、その病気は突然死である。
実に恐ろしい。。。
私も64歳となったが、毎晩一緒に寝ているゆいまるくんももうすぐ12歳になる。
ゆいまるもまた毎晩グォーグォーといびきがすさまじい。
まるで人間の親父のようないびきなのだが、おそらく二人一緒にいびきをかいているはずだ。
我が家は深夜が一番うるさいと思われる。
老いた二人が朝目を覚ましてまず確認するのは二人が生きていることだ。
老いた人と犬は朝目が覚めたことにも感謝感謝なのである。
そしてようやくいつもの当たり前の日常が始まる。
嫁とらんまるくんの写真に冷えたビールと水をお供えして、今日も生きて目が覚めたことを報告する。
そして私達だけ長生きしていることに感謝を伝える。
最近のお散歩コースのことや、ゆいまるが牛乳を飲まなくなったこと。
そっちに行くまでもう少し時間がかかりそうなこと。
いろんなことを話す。
それもこの5年間の日課となった。
生きていることに感謝しつつ、なぜ私とゆいまるだけが生き残っているのかということも考える。
答えは見つからない。
おそらくただ生かされているだけなのだろう。
外を見ればいつものように世田谷線はノロノロと走り、原付きにすら追い抜かれている。
この電車もまた年老いた老人のように遅い。
インド料理屋もパン屋もいつものように開店し、うちの窓からはハイブリッドな香りがいつものように漂ってくる。
できれば別々に嗅ぎたい匂いだ。
そして昼になると相変わらずウーバーイーツの自転車が走り回る。
気づかなければ何も変わらない日常の光景。
しかし確実に5年前とは違う日常なのである。
人も犬も少しづつ老いてゆく。
その変化はゆっくり過ぎて気づかない。
5年前を振り返ってみてようやく老いた自分に気づくのだ。
歳をとったな。
老犬と二人でいつまで生きるのだろうかと今日も嫁の写真に語りかける。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はシャケ玉ごはんとお味噌汁。
このシャケの西京焼きがマジにうまい!
なんだかんだ言っても日本人ってシャケとサバを一番食べてるのではないだろうか。
ランチは先日の爆裂辛麺に続いての爆裂シリーズ!
爆裂辛麺は辛さが爆裂だったが、この爆裂豚道は一体何が爆裂なのか。
作り方にはもやしをトッピングするように書いてあった。
要するに二郎系なんだな。
しかしもやしはなかったのでいつものメンバーをトッピングすることに。
爆裂していたのはニンニクだった。
これはすごい!
親父が無駄に元気になるインスタントラーメンだった。
しかも極太面で食べ応えがある。
日清ってジャンクなものをよく作るな。
晩ごはんはヘルシーにヤムウンセン、タイ風ほうれん草炒め、サラダ。
久しぶりにヤムウンセンを作ったがうまくできた。
本当は一緒にガイヤーンも作るつもりだったのに、スーパーで鶏肉を買ってくるのを忘れるという大失態を犯した。
いや正確に言うなら、スーパーで買う予定のお買い物メモに鶏肉と書くのを忘れたのだ。
よくある老人あるあるだな。
おかげでヘルシーな晩ごはんになった。
そして昨日はまたまた老人あるなるな出来事が・・・
米は毎回5Kg入を買うのだが、一人だとこの5Kgの米がなかなか減らない。
ようやく米を入れている大きなタッパが空になったから、昨日ネットスーパーでいつもの無洗米を配達してもらった。
するとずいぶん前にカードのポイントで交換していた米5Kgがよりによって昨日届いてしまった。
ポイントを米に交換していたことをすっかり忘れていた。
昨日のことすら覚えてないのだから、そんな前のことなど覚えてなどいられないのだがそれにしても米10Kgって・・・
変化のない日常だが、時々こんなさざ波のような事件が起きる。
米を食わねば!
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