シニアの婚活〜60歳を過ぎてマッチングアプリで大失敗!

嫁のこと
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シニアの婚活というよりもパートナー探し

 

今まで嫁一筋みたいなことばかり書いておいて裏では婚活していたのか!!

 

亡くなった奥さん可哀想・・・

このエロ親父!!

ブログ読んで流した涙を返せ〜!!

 

きっとこう言われるんだろうな。

渡部建と東出昌大の気持ちがちょっとわかった気がした。

 

いやいや、不倫したわけではないから彼らと一緒にはしないでいただきたい。

 

60歳を過ぎてシニアというより高齢者と呼ばれる世代。

今更婚活など頑張ろうと思っているわけではない。

 

ただ、婚活というわけではないにしろ、女性のパートナーくらいは欲しいと思っている。

今だと恋活とでも言うのか?

 

友達以上恋人未満みたいなw

 

ぶっ!

青春か!!

 

なんかそんな歌があったな。

 

実は以前、たまたまマッチングアプリの会社と仕事での取引があったので、アプリの登録だけはしてあったのだ。

それでたま〜にアプリを開いて、どんな女性が登録しているのかと覗いたりしていたのだ。

 

その時に意外にシニアの女性が多いことに少しばかり驚いた!

 

『もしかすると私でもいけんじゃね?』

 

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友人の奥様の死

 

7〜8年前になるかと思うが私の友人の社長の奥様が、7年間の闘病の末癌で亡くなった。

友人は社長業をしながら、三人の子供たちの食事の支度から弁当作りまで毎日頑張った。

 

奥様の闘病中から亡くなられた後もだから、子供たちが大学卒業するまでは大変だったろうと思う。

その奥様が亡くなる少し前に、子供たちだけ病室のベッドに集めてこうおっしゃったそうだ。

 

『パパに新しい奥さんができても許して上げてね。』

 

友人はそのことを奥様が亡くなった後に娘さんから聞いたそうだ。

友人は大声で泣きながらそれを私に話てくれた。

 

そして奥様が亡くなって5〜6ヶ月ほど経った時に、私はその友人に知人の女性を紹介した。

バツもついていない未婚の女性で小柄で可愛い女性だった。

 

友人はまだ早いと言いながら渋々私が予約しておいたイタリアンレストランに来た。

しかし友人は一目見てその女性を気に入った。

 

女性の方も友人のことを大変気に入ってしまい、その後の展開は早かった。

私もまさかそんなに事がうまく運ぶとは予想もしてなかったので、半ば呆気にとられながら二人の進展を傍観していた。

 

そして二人はすぐに一緒に住み始め、5年ほど経った時に友人はけじめとしてちゃんと籍を入れて結婚したのだ。

 

友人も50代だからシニア世代だが、友人の場合は婚活もせずに私がマッチングアプリの役目を果たした。

この時は、まさか自分もすぐに友人の立場になるとは想像すらしてなかった。

 

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今度は自分が友人の立場に

 

その後、今度は私の嫁が亡くなるわけだが、亡くなって5〜6ヶ月でよくそんな気になったなと、いざ自分が友人の立場になったら正直そう思った。

自分が紹介しておいてこういうことを言うのはなんだが、私には無理だ。

 

いつまでも悲しみを引きずって何もやる気が起きない。

ましてや女性に会おうなんて微塵も考えられなかった。

 

今考えれば、まだ友人の方が私より前向きに生きていたと思う。

私の方がいつまでも女々しく、前を向いて生きることができない情けない男だった。

 

嫁の3回忌が終わった頃に、パートナーでも見つけた方がいいと何人かの友人に勧められた。

離婚してひとり暮らしをしている男性と、奥様を亡くしてひとり暮らししている男性は、普通の男性よりも寿命が短いという統計結果が出ているそうだ。

 

そりゃそうだろう。

今まで嫁が作ってくれたバランスのいい食事を毎日食べてきて、嫁が死んだ途端に酒とインスタント物ばかり食べるような生活に変われば、それは長生きはできないのが当然だ。

 

それからしばらくして婚活ではなく恋活でもしてみようと思い始めた。

おひとりさまもだいぶ慣れたがいまだ焼肉屋だけはひとりで入れない。

 

せめて焼肉屋に一緒に行ってくれる女性でも探そう!

 

そんな気持ちでマッチングアプリをやり始めたのである。

 

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シニアの婚活には危険がいっぱい

 

マッチングアプリが全盛の世の中だが、さすがに60歳を過ぎて登録している女性などいるのかなと思っていたが、実はシニアと言われる方達が大量に登録されていて驚いた。

シニアの女性たちも婚活を頑張ってるんだな〜!

 

慣れないマッチングアプリは放っておいても何やら若い女性からメールがくる。

なんで私みたいなシニアに若い女性からメールが来るのか、最初は全くわからなかった。

 

しかしそのほとんどがパパ活の若い子たちと判明。

こんなマッチングアプリで、若い女の子たちがしたたかに生きていく様を知ることになるとは。

長生きするといろんなことがある。

 

『お金もないし元気もないヨボヨボなのよ〜』

 

とメッセージを送ると必ず既読スルーで終わる。

わかりやすい。

 

そんなパパ活メールに混じって、時々まともなメールの返信があったりする。

いわゆる女性とマッチングしたのだ。

 

マッチングしたら飲みに行くしかない!

ということでマッチングアプリに登録していた期間に、何人かの女性と実際にお会いしてみた。

 

私が会った女性の中に、実は私に婚活を諦めさせた方がいた。

その女性は40代の未婚女性でプロフィールには背は高めだけど可愛い系。

不動産関係の仕事をしていて趣味に没頭していたら婚期を逃したと書いてあった。

 

体型はグラマーで、街ではよく男性から声をかけられるとのことだからモテる方なのだろう。

結婚というよりは恋人のようなパートナーが欲しいということだったので、私にはぴったりだと思った。

 

しかし、実際に会うとなるとすごく勇気がいる。

写真でしか見たことがない女性といきなり会うって、男でも相当決心しないとちょっと無理だと思った。

 

その決心をさせたのは写真の顔が本当に40代とは思えないほど可愛かったからだ。

誰か女優さんに似てると思ったが思い出せなかった。

 

当日、勇気を振り絞って待ち合わせの場所に出向くと、そこはやたら人通りの多い新宿のビルの一角。

ちょっと早めに着いたのでキョロキョロと落ち着かない様子で立っていると、何やら遠くから視線を感じる。。。

 

ん?

なんだ?この見られている感じは・・・

 

すると私の方にまっしぐらに向かってくるアジア系の外国人の女性が視界に入った。

え?

まさかと思った。

 

だって、私のお相手は可愛い系で女優さん似の日本人女性だ。

この方であろうはずがない。

 

しかしなんか圧を感じる。

 

メールでも外国人とは一言も言ってなかった。

 

いや、間違いだ。

 

来た!

 

『コンニチハ〜』

 

え??

可愛い系のグラマーさんって・・・あたふた。

しかも日本語カタコトってどこのお国の人??

 

写真とは全く別人のアジア系外国人女性。

その方がニコニコ笑いながら私の目の前に立っている。

 

マジか〜。

そういやメールのやり取りでもなんか日本語がおかしいと思った事が何度かあった。

そういうことだったのか・・・

 

なんとか差し障りなくお茶して帰ったが、このとき私は初めてマッチングアプリは恐ろしいと思った。

家に帰ってから見直したが、あの写真は本物の女優さんの写真だったんだ!

 

私の初めての婚活はこれで終わった。

 

きっと嫁の呪いだ。

 

シニアの婚活には罠がいっぱいだから気をつけていただきたい。

 

私はというと、あれからマッチングアプリは削除して、毎朝相変わらず嫁の写真に手を合わせる日々である。

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. Nao より:

    ぺこりーのさん、こんぱんは。
    米国東部時間 金曜日の夜10時過ぎました。

    恋活、応援しています!!続編、とっても楽しみです!!
    待ちきれない:)

    どうぞ、今を生きて!!

    私は自分の為に作るご飯は、余り美味しく感じないのです。誰かの笑顔を見たくて、丁寧にお料理するのが生き甲斐です。

    それでは又。

    • ぺこりーの ぺこりーの より:

      Naoさん

      こんにちは〜!
      東京は14:09です。
      今、またカレー作ってます( ̄▽ ̄;)
      まだこの前作った在庫があるのに、もう次を作るという・・・

      いやいや、恋活っていうほどのロマンスは皆無です!
      次に引っ張らなければよかった。
      しょうもない結末ですから〜。

      そうですね。
      私も人に食べてもらうならもっと頑張ります!
      しかしひとりになったからこそ、自分のためのごはんをちゃんと作らないとと思ってます。
      嫁が亡くなってから、一時は最低の食生活でしたから。

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