和牛より高いってどゆこと?
クリスマスが終わると世の中も一気に年の瀬という雰囲気になってくる。
毎年この時期になるとユニコーンの『雪が降る町』という歌のメロディが頭に浮かぶ。
もう30年くらい前の歌だろうか。
いかにも奥田民生って感じの歌だ。
『ぼ〜くら〜の町に〜今年も雪が降る〜♪』
なんてことはない歌だが、30年前博多に嫁と住んでいた頃にこの歌が流行った。
年末にちょうど雪が降り、オンボロの車で二人で買い物に行ったことを鮮明に覚えている。
その時カーラジオからこの歌が流れていたのだ。
そして今日は東京もあの日のように寒い朝となった。
都内でもどこかで初雪が観測されたというから、この世田谷にももしかすると雪が降るかもしれない。
何だか30年前にタイムスリップしたような・・・
また嫁がコートの首元をおさえながら向こうから走って来そうな気がする。
『今日はあの日のように寒いよ』
そんなことを思い出しながら私は、雪など降りそうもない青空を見上げながらいつものスーパーに買い物に行った。
もう一人だから年末やお正月の買い物などいらない。
普通に毎日の食材を買うだけだ。
そう、私が普通に食べるための食材。
しかし!
クリスマス明けのスーパーはもうお正月一色!!
鮮魚コーナーにはずらりとカニと数の子といくらなんかが並んでいる。
え〜!
私の朝食のシャケの西京漬けはどこ?
精肉コーナーも国内産のA5和牛がズラリ!
みんな霜降りの高級なお肉ばかりで目がチカチカする。
どうやら和牛は緑内障には有害のようだ。
つーか、お値段が有害ね。
いつものパック入りのハムもベーコンも姿を消し、ショーケースに並んでいるのはロースハムの塊ばかり。
こんな立派なハムでハムエッグなんか作れるかい!!
高級も特選もプレミアムもいらんのよ〜。
フツーでいいのフツーで。
添加物たっぷりのピンク色に着色されたいつものやつ!
そしてちゃんぽんに入れようと思ってかまぼこコーナーに行ってみると、何と和牛よりも高いかまぼこがある!!
いやいや。
いつもなら100円ちょっとでかまぼこあるでしょ!
何でクリスマスが終わったら急にこんな値段になっちゃうのよ〜。
あのね。
ちゃんぽんに入れるんだから!
こんな上等なかまぼこをちゃんぽんに入れたら、リンガーハットのチルドちゃんぽんがびっくりしよるわ!
しかもちゃんぽんはかまぼこが主役じゃないしな・・・
脇役に何千円も出せんて。
それにしてもお正月はみんなこんな高いもの買って食べてるんだろうか。
まだ和牛はわかる。
A5の和牛はいつでも高いから。
しかしかまぼこが2000円、3000円、4000円って、絶対桁を間違ってる!
300円でも普通ならう〜んと考えるところだ。
結局かまぼこは諦めてちゃんぽんの具は豚バラとキャベツともやしにすることにした。
そして豚バラを買いに精肉コーナーに戻ると・・・
いつものどんぐり豚の豚バラが普通に売っている。
お?
豚肉は特にお正月だからと言って高級なやつが並ぶわけじゃないんだ。
鶏肉も同じ。
普通のパックがいつもの価格で売られている。
何だかこのコーナーだけお正月が来ない感じだな。
牛だけ優遇されて豚と鶏は残念な扱い。
しかし豚バラが普通の値段でよかった。
これで豚肉までお正月価格になってしまったら、正月が明けるまで私はちゃんぽんが食べれなくなるとこだった。
せっかくのお正月だから正月らしいものを食べるのはいいが、一人暮らしや年金生活をしている老人にとってはお正月って1年で一番辛い時期じゃないのか?
みんなじっと正月が過ぎるのを待つしかない。
ここは三越か!
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はお多幸のとうめし風。
お多幸はおでんだがこれは肉豆腐の豆腐だ。
最初にこのとうめしをみた時はなかなか衝撃だったが、これが意外にうまいんだよな〜。
バランスがいいのか悪いのかよくわからない料理だがたまにはいい。
ランチはお手製坦々麺。
冷凍の中華麺と市販の豚骨スープで作った坦々麺だ。
豚骨スープにすりごまをたっぷり入れてラー油をかければ坦々麺の味になる。
晩ごはんは三茶に買い物に行ったので、その帰りにジャークチキンを買って帰った。
お店でジャークチキンが焼けるのを待っている間にBREWDOGのPUNK IPAを飲んだ。
大好きなクラフトビールだ。
このお店は何を食べてもうまい!
特にフレンチフライは悶絶する美味さ。
ジャークチキンは1個が小さいですよと言われたので2個買ったがデカかった・・・
クリスマスには焼酎飲んでたくせに今頃カヴァを開ける。
辛口のカヴァにチキンがよくあう!
メリークリスマス!!
もう終わったちゅうの。
三茶のキャロットタワーにあるスリコでハンガーやランドリーケース、アロマを買って、無印良品でクッキングシートを買った。
無印のクッキングシートはクラフト色で実にいい!
女子の買い物だな。
昨日もいい日曜日だった。
もう今年も残りわずかだ。
未だ新型コロナが終息する気配はない。
世界中の人々がどうか幸せな新年を迎えられますように。
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