コロナによる死
一昨日のコロナウィルスによる全国の死者は、45人と過去最高だったそうだ。
その報道の影には、コロナウィルス感染以外の重篤な疾患を持つ患者さんたちが、医師や看護師不足によって適切な処置が受けられないまま亡くなっているという話も聞く。
命に優先順位がついている現状というのに、政府はまだ逼迫した状況ではないと言い続けている。
逼迫してからでは遅いということがなぜわからない?
10代の感染者が死亡したというニュースはどうやら誤報だったようだが、20代や30代の若い人たちもコロナ感染によって死亡しているのは事実。
その事実を若い人たちへの警鐘として、もっと広く伝えるべきだと思う。
志村けんさんや岡江久美子さんがコロナ感染により亡くなったニュースを聞いた時は、日本中が衝撃を受けた。
いつもテレビで見ている人が亡くなるというのはとても身近な人の死に感じるためか、あの頃は街中から人が消えた。
しかし、コロナ禍自体がもはや日常となってしまった今、あの二人の死も過去の話となってしまい、人の行動に影響を与える枷にはならなくなってしまった。
これから長い冬を迎える。
一昨日の過去最高だったコロナ感染による死者数は、すぐに過去最高ではなくなるだろう。
目の前に死があることを、どうかみなさんにわかってほしい。
臨終
ある現役の看護師さんの寄稿を読んだ。
その方の経験によると、臨終の間際に家族や大切な方へ最後の言葉を残せた人は、これまで何千人と臨終に立ち会ってきてただ一人だったそうだ。
病院で最後を迎える人のほとんどは、臨終の前はすでに意識がない状態。
死の間際まで意識がある人はきわめて稀らしい。
その最後の言葉を残せた唯一の方が言った言葉とは・・・
末期の肺がんのご主人が、病床の横にいた奥様へ『お前は体を大事にな』と言われて息を引き取ったそうだ。
看護師さんが『優しいご主人ですね』と泣き崩れる奥様へ声をかけると奥様は、
『自慢の主人です』
と涙を拭い笑って答えられたそうだ。
実は私の嫁が亡くなったときも、息を引き取る数日前からもう意識はなかった。
これ以上の治療はないと医師から告げられて、それで私が延命をやめてもらうように医師に頼んだのだ。
だから嫁と交わした最後の言葉は、集中治療室にはいる前のまだ意識がはっきりしていたとき。
今思えば、なぜあのときもう少し時間をくれなかったのかとも思う。
一刻を争うときだったことはわかっているが、もう少し言葉を交わしたかった。
大切な人の臨終に直面した人は、きっとみんなそう思っていると思う。
延命よりも家族との大切な最後の時間を使いたいと、ほとんどの人はそう思っているのではないだろうか。
命の長さだけを目的に医療は行われるのだろうが、自分の残された時間をどう使うかは自分で決めたい。
命を伸ばすことよりも、命のあるあいだに感謝を伝えたい人が必ずいるから。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食は肉巻きおにぎり。
もっと薄切りのバラ肉にすればきれいに巻けたのに・・・
分厚いバラ肉が安かったもんだから(T^T)
しかし味はいい!
醤油とみりんで味付けした甘めの豚バラ肉と、炊き立てごはんに九条ネギをまぶしたごはんが最高だった。
小さめに見えるが実はかなりでかい!
ランチは前日作ったチキンカリー。
今回は鶏胸肉をほろほろにほぐして、より一層スパイシーに仕上げた。
ローカロリーだが高タンパク!
えごまの葉を8枚だけ醤油漬けにした。
本当はえごまをおにぎりに巻く予定だったが、うまく巻けそうになかったのでやめた。
で、たった8枚を醤油漬けにすることに。
我ながら最高のできだ。
えごまの醤油漬けでレシピを検索すると、ほとんどが40枚とか50枚とかのレシピしか出てこない。
そんなに作ったら一人では食べきれないのが目に見えている。
だから8枚でちょうどいいのだ。
夜は何もやる気がなく、いつものようにビールを飲みながら何かつまめるものをと考えた。
そして簡単なサラダとコンビーフの缶詰をかじることにした。
日本人がコンビーフを缶ごとかじり出したのは、きっと萩原健一の『傷だらけの天使』のせいではないかと思っている。
当時はあのシーンが本当にカッコよかった。
朝はコンビーフとトマトと牛乳というスタイルが欧米だと思っていた。
そしてビールを飲んで少しエンジンがかかってきたので、コンビーフとレタス炒めを作る。
これがなかなかビールにあう!
チャーハンにしてもよさそうだ。
日本ではなぜ満員電車でクラスターが発生しないのかご存知だろうか。
理由は誰もしゃべらないからだ。
あんなに満員でも、しゃべれなければ飛沫が飛ぶことはない。
いかに飛沫を飛ばさないかが、感染予防に大事かということが証明されている。
私が頻繁に買い物に行くスーパーは、コロナウィルスの感染が始まった今年の春あたりから今まで、客足が衰えたことは一度もない。
土日は相変わらず駐車場は列をなして並んでいるし、開店前は買い物客で行列というのが当たり前。
私は必ずこのスーパーでクラスターが発生すると思っていた。
しかし、このスーパーでクラスターが発生したというニュースは聞かない。
それはやはり買い物するときも、みんなだまって買い物しているからだろう。
さらに1時間ごとに店内すべてをアルコール消毒しているし、感染対策は万全なのだ。
ただひとりだけ困ったやつがいる。
それはこのスーパーの店長だ。
この店長はマイクを持って延々と大声で特売品の案内をしているのだ。
ときにはこんなことも言っている。
『これからコロナ感染防止のために、店内をアルコール消毒させていただきま〜す!!!』
まずお前が黙れ!
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
おはようございます。
コロナ
感染対策をキッチリして、罹らないように、うつさないようにしなくては、と思っていますが、年配の人や持病を持っている方は守ってあげたいですよね。
昨夜nhkの番組で、コロナによって職を失った女性達のことをやっていました。
70代後輩の人、子供3人を持つシングルマザー、風俗へ流れた女性の様子を映していました。
こういう人達が沢山いるのだな、と世の無常、無情を感じました。
やっぱり経済は止めてはいけないですし、gotoへの予算を、こういう本当に困った人達へ回すべきなのに、と感じました。
コロナは後遺症が怖いと聞きますし、まだまだ分からないことも沢山です。
ですが、こういう言い方は良くありませんが、亡くなる人は若い人でも、インフルエンザや癌、他の病気で亡くなることがありますし、亡くなる時は亡くなるのだと思います。
私の個人的な意見、感覚ですが、45人は多い数だとは思えないのです…
感染しない、させないよう、自分自身がしっかり考えて行動しなくては、と思います。
その上で、私はやはり、職を失って生きていけなくなる人達がいる事の方が悲しいです。
らんさん
コメントありがとうございます!
見えない貧困と社会格差が広がってると思います。
そして女性の自殺が急増している現実はたいへん胸が痛いです。
東京ではNPOが食料の配給をやってるんですが、これまではホームレスの人たちがほとんどだったのに、今はごく普通の方達が配給の列に並んでました。
税金だけでなく、社会が救う仕組みを誰か作ればいいのにと思いますね。
クラファンはあくまでビジネスだから。
大事な人たちと「最後の時」を一緒に過ごせたら幸せだけど、
なかなかそう上手くいかないのが現実ですよね。
だから愛や感謝の気持ちを日頃から伝えるようにしようと、
そして、できるだけ優しい言葉で会話を終えるようにしようと、
年齢を重ねて思うようになりました。
私、アメリカ人はみんなコンビーフ好きだと思っていて、(凄い偏見w)
嫌いな人が結構いるのを知ってびっくりしたことあります。
逆に日本人で頻繁に食べる方がいることにもびっくり!
↑ぺこりーのさんのことですw ちなみにSPAMも召し上がりますか?
Kayさん
コメントありがとうございます!
本当にそうですね。
歳を重ねると、だんだん相手を思いやる気持ちが強くなると思います。
年老いたパートナーを見て優しくなる気持ちはわかります。
日本を代表してコンビーフ食べてます!
たまたま最近食べてるだけですけどね〜。
スパムも沖縄に行ったときくらいしか食べないです。
あれは沖縄の男性の平均寿命を一番下げた食べ物だと思ってますので。
スパムはそんなに身体に悪いのですか?!塩辛いんでしたっけ?
CM見てると美味しそうなんですけど、食べない方がいいか…
Kayさん
たまに食べる分には関係ないと思いますが、塩分はすごいです。
名前からして体に悪そうですよね。
[…] 昨日の朝食はサラダボウルではなくチキンカリー。 […]
[…] 1週間かけて手作りコンビーフを作るのだが、コンビーフはオージービーフのもも肉でいい。 […]