老後の貯金は本当はいくら必要なのか
老後にお金はいくら必要なのか。
自分自身の年金受給額や貯金から予測して、老後の生活費がいくらくらい不足するのか明確にわかっている人がどれくらいいるのだろうか。
老後の生活費のことを特に不安に思っている人は、まだ年金受給前の50代かそこらの方が多いのではと推測する。
なぜならすでに年金を受給している方達へのアンケートでは、今の年金生活で満足していると答えた方が多数だったからだ。
いざ年金生活が始まってみると、意外に不安なく楽しく暮らせているということだろう。
だから始まる前からあまり不安に思うことはない。
私もすでに年金生活者だ。
年金生活になって幸せとは収入の多寡ではないと悟った。
晩酌のビールがが発泡酒に変わったところでどうってことはない。
スナック通いをやめると、こんなにお金は減らないものなのかということにも気がついた。
これから年金を受給するみなさん!
もらう前から老後の生活費のことばかり心配していたら頭ハゲるよ。
年金が少ないのはもうわかっているはずだから、今からストレッチな生活に慣れておけばいいだけの話じゃないか。
私は年金が少ないことよりハゲる方が心配だ。
よく漠然とお金持ちになりたいと言う人がいるが、いくら持っていればお金持ちなのかを聞きたい。
いくら持っていれば安心で、いくら持っていればお金持ち?
普段、手にしたことがないようなお金がはいると、たいてい使い果たして元の生活に戻ってしまう。
人間はいくらでも生活を大きくすることができる。
それにお金なんていくらあっても足りないものだ。
そして漠然と金持ちになりたいと言い続けても、永遠に金持ちにはなれないこともはっきりしている。
今の心配事が年金が少ないことだとしたら、それはそれで幸せなことじゃないか。
もっと大きな悩みを抱えて生きている人はこの世の中にはたくさんいる。
少ない年金で必死こいて生活している方が、まだ穏やかで幸せな生活がおくれるというものだ。
年金の貧乏生活も『ミニマリスト』と言えばトレンドだぞ。
アメリカで宝くじの高額当選者のその後を追跡した調査結果を見たことがある。
ほとんどの当選者が大金を手にしたと事件に巻き込まれたり騙しとられたりしていた。
まあアメリカだからかもしれないが、それ以外の人はあっけなく使い果たして元の貧乏生活に戻っている人がほとんどだった。
私が何を言いたいか・・・
身の丈の生活が一番ということだ。
漠然とした不安
金融庁は3年前に、老後の生活費が不足する額は2000万と言い切った。
しかしこの金額はすべて平均から算出された金額だ。
私は何度も言っているが、誰もがそんな平均に生きてるわけじゃないし、平均の生活がどんな生活かもよくわからない。
これらをもって言えることは、みんなよくわからないことで漠然と不安になっているだけじゃないかと・・・
日本人は不安を感じることで多発する災害から身を守ってきたと、ある脳科学者の報告を書いたことがある。
ひょっとするとこの老後に対しての不安も同じ理由で日本人特有なのかもしれない。
しかしこの不安は何から身を守っているんだろう?
災害や天変地異から身を守るのはよくわかる。
しかし老後の不安とはなんだ?
どうも原因は老後の生活費だけではないような気がする。
漠然とした不安感はできれば払拭しよう。
そんなときに活躍するのが幸せホルモンと言われる『セロトニン』。
セロトニンが分泌されると不安感は抑制され気持ちが安定するのだ。
しかもそのセロトニンは意外に簡単な方法で分泌されるから、50代の老後の生活費を心配するみなさんにはぜひ実践してほしい。
まずやることは、朝起きたら日光に当たること。
短時間でも、この日光浴はセロトニンの分泌に効果がある。
間違っても昼夜逆転の生活などしないように。
夜勤の方もできるだけ日光を浴びるように習慣付けよう。
次はウォーキングのような有酸素運動や階段の昇り降り、腹式呼吸などもセロトニンの分泌に効果がある。
あとはガムを噛むこともおすすめなのでぜひやってみてほしい。
こういうことを続けると健康にもよさそうだ。
バランスの良い食事に適度な運動。
心と体に悪いわけがない。
年収1億円以上の方を調べた調査によると、高収入の方でタバコを吸う人はほとんどいないそうだ。
金持ちほど健康に気を使っているということだな。
老後の生活費などまったく気にする必要がない金持ちになるには、まずは自分の健康からということだ。
50代のみなさん、みんなそこから間違っていないか?
高齢者の起業
USニューズ&ワールド・レポート誌の「世界最高の国ランキング2020年版」では、なんと日本が3位になったそうだ。
世界最高と言われても何のことかさっぱりわからない。
何が最高??
日本人にしてみればまったく実感がない。
ではその理由を見てみよう。
理由の中身は以下のような内容だ。
冒険的要素、市民の権利、文化的影響力、起業家精神(起業のしやすさ)、文化的資産・・・
などなどである。
説明されてもよくわからない。。。
この中で際立って高いランクだったのが『起業のしやすさ』だそうだ。
なんと世界中で2位なんだとか。
しかし、これは私たち高齢者にとってはたいへん良い情報である。
そうじゃなければわざわざここで紹介などしない。
『起業のしやすさ』が2位になった背景には、最近の働き方改革によるものがたいへん大きいと思われる。
特に以下のような経緯で起業する人が増えているそうだ。
1、会社で副業が認められるようになったから副業として起業した。
2、中高年が定年退職して起業した。
3、子育て中の主婦や高齢者が起業した。
なんとなんと!
これでは私たち高齢者が大いに関係ある話ではないか。
むしろ3位にランクインしたのは、私たち高齢者のおかげだと言ってもいい!
高齢者バンザイ!!
なぜこのニュースをここで紹介したかもうおわかりだろう。
日本が世界最高ランキングでランクインするほど、高齢者も起業して頑張っているのだ。
まあ、我々だけ頑張ったわけではないが、評価の理由に高齢者という単語が明記されているだけでも励みになるし嬉しい。
老後の生活費を心配するみなさん。
会社を定年退職したら再雇用だけが人生ではないよ。
あなたが長年仕事で培ってきた技術やスキルで、あらたなビジネスとして起業するチャンスかもしれないということ。
40年も働いてきたんだからみんなポテンシャルはある!
人生最後に一度くらい一国一城の主人になって見るのもいいじゃないか。
まとめ
老後の生活費が心配になるのは、心配性の日本人にしてみれば仕方がないことだ。
しかしすでに年金生活をおくっている人への調査では、今の生活に満足していると答えている。
だからあまり心配しすぎることはない。
ただ、どうしても老後の生活費が心配だという人は、まだ老後を迎える前にお金を稼ぐことを考えておくことを薦める。
それは副業でもいいし起業でもいいし形にとらわれる必要はない。
そして人生最後の自由時間である老後生活を精一杯楽しんでいただきたい。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
私は日本と繋がっていたいという気持ちもあって、
年金、任意加入で保険料払い続けてるんですが、
いざ、いただく時は高めの小遣い程度にしか期待していません。
老後の生活費に!と考えたら、ほんと不安で病気になりそうですからw
シーフードピラフ、美味しそう~炊飯器で簡単にできるんですか?
ぺこりーのさんの真似をして、昨夜チキンのトマト煮込み作りました。
マッシュルームと瓶詰のアーティチョーク足してウマウマでした♪
Kayさん
コメントありがとうございます!
日本の年金をかけてるんですね!
でも少ない金額でももらうときはありがたいですよ。
ただ長生きしないと元がとれないので、いかに長生きするかが勝負ですね。
シーフードピラフは、シーフードミックスとミニトマト、とりがらスープかコンソメ、にんにくをいれて炊飯ジャーで炊くだけです。
炊けてからバターと醤油で混ぜ合わせればできあがり!
簡単ですよ。
[…] なので正月だろうがなんだろうが年金について書く! […]
[…] 日曜日のブランチは牛丼。 […]
いつも楽しく読ませていただいてます。
年金のことについてうちの場合ですが
一度も働いたことのないうちの母親より45年厚生年金を払ったうちの旦那のほうが年金額が少ないです。しかも母親は遺族年金なので医療費や税金の負担もすごく少ないです。
なので今の受給者が困らずに生活出来ているからといってこれからもなんとかなるのではというのは楽観すぎかなと思います。
ぺこりーのさんのように定年後も収入が得られるスキルを持つのが一番安心できると思います。