スパイスカレー簡単レシピ〜最低限のスパイスで激うまカレーぺこり風

先日のレシピのおさらい

 

実は今日は私の誕生日である。

今日でなんと64歳になった。

 

長いような短いような・・・

早いような遅いような・・・

嬉しいような悲しいような・・・

 

しかしこの歳まで生きてこれたことをまず感謝しよう。

嫁は死にたくないと言いながら生きれなかった。

嫁の分まで長生きしなければだ。

 

50代の頃は歳をとるのが嬉しくもなんともなかった。

おそらく今の50代の方もそう思っている方が多いと思う。

『誕生日おめでとう！』と言われれば一応『ありがとう』と口では言うが、内心では誕生日は4年に１度でいいと思っている。

 

しかしさらに歳を重ねてみると、本当にこの歳まで生きてこれたことに感謝するようになる。

自分の誕生日を祝ってあげることは、自分の人生を祝ってあげることだ。

 

年齢を重ねることでしかわからない境地があるから、誕生日を厭わずぜひ祝ってあげてほしい。

 

タイトルのカレーはまだかい！！

 

という声が聞こえるので、誕生日の話はまた後で・・・

 

 

先日のブログで披露したスパイシーチキンカリーのレシピだが、あらためて自分で作りながらトレースしてみたら、だいぶ間違いがあることに気づいた。

 

なので、今回は手順の写真とともに、もう少しわかりやすくレシピにしようと思った。

何度も言うが今日は私の誕生日である。

実は他にも書きたいことがいっぱいあると言うのに・・・

64歳の誕生日のブログはカレーのレシピ書いて終わり？(≧▽≦)

 

スパイシーチキンカリーのぺこり風簡単レシピ

 

前回のレシピの何が間違いだったかというと、まずは水の量だ。

たしか1.5ℓ〜2.0ℓ入れると書いていたと思う。

実はすでにこそ〜り修正しておいた。

 

いつも水の量とか計らないのでだいたいそれくらいだろうと思っていたら、実際に今回水の量を計ってみたら1.2ℓだったことが判明！！

 

まあ、煮込むことで水の量はどんどん減るので、結果的に煮込み時間で美味しくなるのではあるが・・・

 

あともうひとつ抜けていたスパイスがあった。

スターエニス（八角）だ。

ただ、八角の香りは好き嫌いがあるので、入れなければ入れないでも美味しく作れる。

 

 

それでは前回よりも少しだけ正確なレシピをご覧いただこう！

 

■スパイシーチキンカリー

 

●材料（たぶん５〜６人分）

・鳥もも肉　1枚

・たまねぎ　中１個

・にんにく　２かけ

・しょうが　適当

・牛乳

・ホールトマト缶　半分

・味覇

 

●スパイス

・グリーンカルダモン（ホール）

・クローブ（ホール）

・オールスパイス（ホール）なくてもいい

・ローリエ　１枚

・コリアンダー（パウダー）

・パプリカ（パウダー）

・スターエニス（八角）1個

・S&Bカレー粉（大）　S&Bじゃなくてもなんでもいい

・ガラムマサラ

・ハバネロペッパー（チリペッパー）

 

これが私が使ってるスパイスの写真だ。

以前はスパイス専門店でぜんぶ買い揃えていたが、手前の袋にはいっているカルダモンとクローブ以外は、近所のスーパーで買ったものである。

たしかにスパイス専門店で買うとスパイスの鮮度が違うのでより香りがたつが、しかしあまりこだわらなくても十分うまいカレーはできる。

 

この他にも、シナモンスティック、カレーリーフ、カスリメティ、ターメリック、ブラウンカルダモンなどなどさまざまなスパイスを使っていたが、今はなるべく簡単で安くて美味しく作りたいということからここまで絞った。

 

 

こちらは前回抜けていたスターエニス。

よくチャーシューを煮込んだりするときに使うやつだ。

 

 

 

 

チキンカリーのスタートはここから。

フライパンはサーモスの24cmの深型。

テフロン加工された深型のフライパンで作ると焦げなくていい。

 

しかし！

なんと今度はオールスパイスを入れ忘れた！！

 

高齢者の料理はこんなもんだ。

 

 

ニンニク、しょうが、クローブ10個、カルダモン10個、スターエニス、ローレルをオリーブオイルで香りが立つまで弱火で炒める。

 

 

タマネギを入れて20分ほど炒める。

実はこの日は10分くらいしか炒めてないかも。

 

正確には測ってないが、だいたい色がつけばいい。

よく2時間もたまねぎを炒めると言う人もいるが、そんなことしてたらたまねぎを炒めているあいだに寿命がきてしまう。

 

それにたまねぎを炒めると甘くなるが、甘いカレーを作りたいわけではない。

 

 

 

トマト缶を半分いれて炒める。

トマトの水分が飛ぶ程度に炒めたらOK！

 

 

 

パウダー系のスパイスを入れて、ダマになるまで炒める。

粉っぽさがなくなればいいので２〜３分でいいと思う。

 

 

 

 

さらに鶏肉をいれて表面の色が変わるまで炒める。

生の鶏肉の写真は美しくないので割愛。

 

その後水を入れて煮込むが、この400g入りのトマト缶に３杯いれたので、1.2ℓから1.5ℓ程度いれればいい感じだ。

 

 

 

それから30分間、弱火〜中火程度の火力で煮込む。

途中鍋底が焦げないように混ぜる。

 

できるだけテフロン加工のフライパンで作るのがおすすめ。

 

 

 

30分煮込むとこんな感じだ。

 

 

 

 

ここでお得意の味覇を投入！

なぜ味覇かというと・・・

 

アジアン料理はほぼ100％、化学調味料がはいっている。

インドカレーの旨味は味の素の味なのだ。

アジアではとにかくこの味の素が普及しているので、はいってないものを探すのが難しいほど。

 

しかし私は味の素の代わりに味覇で旨味を出すため、これだけで塩味を決めている。

 

 

 

別に味の素を悪いと言っているわけではないし、私のキッチンにも置いてある。

しかも味覇にだって味の素ははいっているのだ。

なので、塩味はみなさんのお好きな調味料を使っていただければいい。

 

さらにガラムマサラを大さじ１〜２杯程度いれ、牛乳を100ccくらい入れて煮込む。

ほどよいトロトロ感が出てきたら出来上がり！

 

 

 

私の場合、そのまま一晩コンロの上で寝かせておいて、翌日さらに火を通して味を整えて食べることにしている。

 

一度に長時間煮込むよりも、短時間でいいので何度も火を通した方が熱い→冷たいを繰り返すのでより味がまとまる気がする。

 

おでんや煮物もそうだが、冷める時に味が沁みるし味がまとまる。

 

 

 

スパイシーチキンカリー完成！！

 

昨日の朝食は朝カレーとなった。

カレーが赤く見えるのはパプリカの赤である。

カレー粉にはターメリックがはいっているので、どうしても黄色い色のカレーになりがちだが、黄色いカレーってインスタントっぽいので、あえてパプリカを入れて赤くしている。

 

なのでパプリカもなければなくて大丈夫！

 

 

お店で食べるインドカレーはオイリーで苦手だ。

私が家でカレーを作るようになったのは、そのオイリーなカレーが嫌だったから・・・

 

一時はティーバックにホールスパイスを入れて煮込んでいた。

最初に油にホールスパイスの香りをつけるには、どうしても多めの油が必要になる。

しかしホールスパイスを煮込んでしまえば、煮込みながらマサラの香りがつけられる。

 

これはカレーで有名な新宿中村屋のシェフも同じことをやっていた。

中村屋では『水マサラ』と言っているようだ。

 

しかし水マサラを作るためには、油に香りをつけるよりもたくさんのスパイスが必要になる。

なので今は最低限の油で香りをつけるようにしているのだ。

 

 

 

以上！

これが前回よりもやや正確なスパイシーチキンカリーのレシピである。

工程は以下にまとめておいた。

 

■作り方

１、深さのあるフライパンにオリーブオイルを大さじ３杯いれ火をつけずにおく

２、にんにくはスライス、しょうがは千切りにしてフライパンに放り込む

３、カルダモンは包丁で潰して10個、クローブ10本、オールスパイス５〜６個、ローレル1枚をフライパンに放り込みそれから火を付ける。

４、スパイスとにんにく、しょうがをオリーブオイルで揚げるような感じで弱火で炒める。

５、スパイスの香りが立ってきたら、千切りしたたまねぎをフライパンに放り込む。

６、20分ほどたまねぎを炒めて茶色になってきたら、トマト缶の半分をフライパンに入れてさらに炒める。

７、トマトの水分がなくなってきたらカレー粉を大さじ２杯か缶の半分くらいどさっと入れる。

８、コリアンダーパウダー、パプリカもおおさじ１杯くらい入れる。

９、さらに炒めて材料がパン生地みたいにダマになってきたら、適当に切った鶏肉を入れて色が変わるくらいに炒める。

10、水を1.2リットルほど入れて３0分ほど煮る。

11、途中、水の量が少なくなるので適当に足し水をする

12、水の量が減りさらさら感がちょうどいいところで牛乳100ccくらいを入れてさらに10分煮る。

13、味覇を大さじ２杯くらい入れて味を見る。足りなければさらに味覇をいれて好みの塩加減にする。（塩や鶏ガラスープなどでもOK！）

14、味が決まったらガラムマサラとハバネロペッパーを入れるが、ガラムマサラは大さじ１程度。

これで辛いと思ったらハバネロは入れない。

まだいけると思ったらハバネロペッパーを２〜３回振って辛さを調節する。

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こちらの写真は実はチキンカリーの前に作った豆のキーマカレー。

1日で２種類のカレーを作るのは体力が必要だ。

キーマカレーにはS&Bのカレー粉とガラムマサラ、ハバネロペッパー以外は入れてない。

でもうまい！

 

キーマカレーを作っているフライパンはル・クルーゼのフライパンなのでとても浅い。

 

 

今日1月31日は愛妻の日でもあるらしい。

私の愛妻は亡くなってしまったが、奥様がお元気な方はぜひ花か何かプレゼントしてあげてほしい。

そして日頃の感謝の気持ちを奥様に伝えていただきたい。

 

夫婦と言えど、長年連れ添っていれば感謝の言葉を伝える機会なんて本当に少ないのだ。

 

私も今日はあらためて嫁に感謝したい。

嫁のおかげで64回目の誕生日を無事に迎えられたことを・・・