老後の生活を楽しむ〜ハードなアシュタンガヨガに挑戦！しかし体はすでにヨボヨボだった

老後の体力低下

 

今日は梅雨の中休みなのかいい天気だ。

天気がいいと気分がいい。

 

気分がいいと体が動く。

老後の生活は運動する機会が減るので、天気のいい日はなるべく体を動かしたい。

 

しかし60歳を過ぎると、肩だったり腰だったりいろんなところが痛くなる。

その痛みもなんだか天気によって違う気がするのは気のせい？

 

今日のめざまし占いでは、なんと水瓶座が１位！

いつも水瓶座に厳しいめざまし占いがどうしたんだろう。

 

歳をとるとあからさまな体力の衰えに怯んで、やたら走ってみたりエスカレーターを使わず階段をかけ上がってみたり、風呂上りにスクワットしたりしてみたくなるのが年寄りの世の常。

そう言う私もある日のこと、いつものめざましテレビをみながら歯磨きをしてると

 

「なんか歯磨きがだる〜！」

 

と急に感じた。

 

歯磨きってさほど重労働でもなければ有酸素運動でもない。

むしろ物心ついたばかりの幼児だってルーティンでやってるじゃないか！

 

その歯磨きがだるいって・・・

まさに体力の衰えを実感した瞬間だった。

歯磨きすらだるいなら、飯食うのもきっとだるくなって、そのうち寝るのもだるいってなるのかも！

 

老後あるあるじゃないけど、これは何か運動しないとそのうち晩酌のビールすら点滴になってしまう！

と言うことで、すぐに検索して見つけたのが今日のタイトルのアシュタンガヨガだ。

 

アシュタンガヨガを知ってる人は、すでにこの初老の男がアシュタンガヨガを？と思ってびっくりされているに違いない。

そもそもなんでアシュタンガヨガにたどり着いたかと言うと、ヨガといえばホットヨガのLAVAだろ！と思って一番近いLAVAに電話したところ、男性は受け付けてないとのこと。

それでさらにご近所で奥様連中が通ってるような、ゆる〜いヨガ教室がないか検索したところ・・・

 

あった。

 

それがアシュタンガヨガだった。

それも日本でのアシュタンガヨガの最高権威であるケン・ハラクマ先生のご自宅の教室。

たまたまご近所と言うことで、アシュタンガヨガが何かも知らずに入会してしまったのだ。

 

興味のある方はアシュタンガヨガで検索していただければと思うが、とにかく数多くあるヨガの流派？の中でも、もっともハードで過酷なヨガといえばいいだろうか。

 

最初に教室に入って感じた違和感・・・

まずセレブな奥様連中がいない。

ダイエッターのOLもいない。

 

いるのは、明らかにどこかのヨガ教室で先生をやってますと言う風態、コスチュームの筋肉美女ばかり。

そこにものすごーく場違いなおっさんが、着古したジャージ姿で立っていると言う異様な光景に、一番驚いたのは若くて細くて笑顔の可愛い先生だったろう。

 

『今日から新しく生徒になられたぺこりーのさんです〜！』

 

と言う先生のありがたいご紹介に、失笑を遥かに超えた冷笑が静かに教室の空気を揺らした。

まあ、ヨガがスタートするまではそんなことはどうでもいい私だったが、いざヨガがスタートするとマントラを唱え太陽礼拝が繰り返され、１秒も休むことなく1時間半も延々と続くレッスンに、いかに歯磨きが楽だったか思い知らされた。

 

２ヶ月ほど続けただろうか。

激しいレッスンになんとか耐えた私だったが、結局は体の方が悲鳴をあげついに崩壊した。

 

肘と膝にギブスをはめることになり、ヨガどころかパソコンすらできなくなった。

若い頃は無茶でもなんでもないことが、年取ると大変な無茶になり逆に体を壊すことになりかねない。

 

若者の諸君！

 

今のうちからせいぜい歯磨きを頑張ろう！